食事はイノチをいただくということ。その体験。

食事とは命をいただくこと。いただきます。

いま一度確認をしたい「いただきます」

今日はとってもシンプルな話をします。

耳にタコかもしれません。

私も、頭では理解していた話です。

でも、いざ目の前に現れると……。

お待ちどうさまでした!

そういう掛け声と共にでてきたのはこちら。

伊勢海老!さばきたて!

伊勢海老!さばきたて!

写真であらためてみると、美味しそう!

 

……ですよね。

 

14日から19日まで、伊勢・熊野にいました。

旅に出ていると、必然的に、いつもとは違う食事に遭遇します。

これは伊勢での夕食でした。

駅前にある水産物を食べさせてくれるお店。

店先にも、店内にも、いくつもの水槽が並んでいます。

目玉なのは、やっぱり伊勢海老。

この後の旅程を考えると、せっかくだからここで食べたい!というコウヘイの要望でオーダーしました。

表に水槽があるわけでしたから、どうなるかは分かっていました。

 

出てきた料理。

 

料理なんですが……

 

オーダーしたのは私たちなんです。

 

でもね。

 

敢えて動画ではありませんが、さばきたてなので、足が動いているんです、これ。

足元にある貝やお皿のふちに足をひっかけてうごいていました。

あたかも、ココから這い出ようとしてるように。

目がくりくりと動いているのも逃げ道を探しているかのよう。

それは痙攣と呼ぶには程遠い、意識ある動きにみえました。

 

お説教を言いたいわけじゃないんです。

命は平等だ、とか、肉食をやめよう、とかそういう話をしたいわけじゃありません。

ただ、食事ってどういうことなのかを改めて考えてみようって思ったんです。

 

特に、この伊勢海老は、お皿の上でも、まだ料理ではなかったんじゃないかと思います。

生き物だったんですよね。

で、さばかれて、時間と共に料理に変わっていきました。

目の色が変わっていくのが分かりました。

 

でもね。

これを読んだあなたに、残酷な気持ちや、残念な気持ち、悲しい気持ちにはならないで欲しいんです。

だって、いまの私たちは動物ですから。

動物の食事は、常に何かの命をいただいてます。

その対象が、他の動物か植物か、その違いはあるにせよ。
鉱物が食事という人たちもいるそうですが。

 

といいながら、人間でありながらも、ゆくゆくは、光を食べて、というか、取り入れられるようになって「食べない」という選択肢を誰もができるようになるかもしれません。

ジャスムヒーンや西嶋先生のように。

【実話】人間は食べなくても生きていける!『合氣の道草 氣空食 愛食』

2015.08.09

 

人間だからこそできる、食事の作法

私が思う、動物と人間の違いは「意識や思考」です。

動物にも、勿論意識はありますが、思考とまでは及ばない種の方が多いんじゃないかと思います。

そういう、意識や思考のある私たち人間が、何を思い考えながら食事をするのか。

 

それは、ひとえに感謝や祈り、いただきますという言葉や思いなのだと改めて思いました。

思いました、というよりも、目の前の彼の動きによって体験しました、といった方が適切でしょうね。

 

真摯に食事をする

どうやって感謝しながら真摯に食事をすることができるのか。

これは、人それぞれ違うと思います。

なので、私の具体的な方法も特に書いたりはしません。

 

何を食べるか。

私は、実のところ、何を食べてもよいと思います。

それは、人間の文化によって生まれてきたものですからね。

 

ただし、私の考えの中では、そこに二つの条件があります。

 

  • 自分のカラダにとって真に必要であること。
  • 目の前のお皿に盛られるまでに理不尽な行程を経ていないこと。

 

食事は、その材料の成長や飼育もそうですが、いくつもの手を経てきますからね。

そういった工程の中で、理不尽なものが部分が全くないのが一番です。労使条件なんかについてもね。カンタンに言い換えれば、誰も何も不幸にしないということ。

それから、自分のお腹の中での吸収消化についても勿論ですよ。食べたはいいけれど、未消化あるいは消化不良のまま排泄となっては食材にも、手間暇かけた方々にも失礼極まりないですからね。

 

どうやって食べるか

真摯に食事に向き合っていると、いま挙げた、理不尽さや必要性といった要素が自然と分かってくるようになります。

 

自分の感覚・意識・思考をフル稼働させて食事をする、エネルギー源として取り入れる。

 

これが、命のサイクルとしての食事の正しい方法なのではないかと思います。

 

 

伊勢海老くん。美味しかったです。ありがとうございました。御馳走様でした。

 

 

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