自信が持てない人へ
自信がない人に向けて、これを書きます。
どうして自信が持てないのかをちゃんと知って欲しいから。
そして、そこから一歩踏み出すことがいかに簡単にできるって、驚いて欲しいから。
私も実は……
こんなこと書いている私も、実はヨガに出会う前は自信があるタイプではありませんでした。
でも、ヨガに出会ってから20数年。
いまでは、自信が持てるようになりました。
まず、質問です。
「自信がない=嘘つき」って言われたらどう思いますか?
たぶん、自分が嘘つきだなんてあんまり思ってないと思います。
あ、自信がないから、嘘つきって言われてしまった……なんて弱気にならないでくださいね。または、嘘つき呼ばわりして、ちょっと怒りを買ってしまったかもしれません。
でも、もう少し我慢して読んでみてね。
ちょっとだけ記憶をたどりましょう
たとえば、何かやりたいなって思った時のことを思い出してください。
何かがキッカケになって、コレをやりたいって思いました。
次に、具体的に行動に起こす段階になりました。
その時、こんなイメージが頭の中に思い浮かびませんか?

そして、その先に進むことを諦めてしまいませんか?できない、やらない理由がいくつも思い浮かんできて、こうやって自分を納得させていませんか?

これは、自分がやりたいっていう気持ちを、なんとか理由をつけて、だまらせようってしている行為なんです。
もし、これがあなたの親友だったら
仮に、同じことをあなたの親友が言ったとします。
それに対して、あなたはどう応えますか。
親友がやりたいって言ったことに、あれこれとやめさせる理由を並べたてたりするでしょうか。多分、親友の意志を尊重して、助言して、うまく行動に移せるように応援してあげると思うのです。
では、もう一度、あなたの場合
やろうって思うあなたに対して、難癖つけてやらないようにさせるもう一人のあなたがいます。
大体の場合、難癖つけてやらないようにさせるあなたの方が勝ちます。
やろうって思うあなたの方は、難癖をつけるあなたの意見を、頭で理解、納得しているようにみえます。
だけど、深い心の奥では、どんな風に感じているでしょうか。
本当に納得しているでしょうか。
もう一つのたとえ話。
このときの力関係を理解してもらいやすいようなたとえ話をします。
それは親子。
おかーさんが子供に、大人の理由とかなんとか言ってごまかしちゃうことってありますよね。そんなことばっかりしていると、子供は大人を信用しなくなりますよね。
こういうことを1日に何度か、何年間もやっていることになるのです。
これは思考の癖のようなものなので、知らず知らずにやってしまっています。
この結果、自分を信じることができなくなり、自信がなくなってきます。
えーーーっ!そんなことを自分にしてしまっていたのかーって、気づいたら、これから言うことちょっと試してみてね。
失った自信を取り戻すために始めて欲しいコト
いま挙げたように、巧みに自分に嘘ををついてしまう癖を、直すのはちょっと大変です。
もうかなり無意識のレベルの層で行われてしまっているから。それこそ、分かっちゃいるけどやめられないってことになります。
だから、まるっきり違う方向から、自分との信頼関係を取り戻すのです。
自分との約束を守る
まず、どんなに小さなことでもいいので、自分と約束したことを守りましょう。
例えば。
- 毎朝起きたら、窓を開けて三回深呼吸をする。
こんなのでいいんです。
毎日が無理なら、月曜日の朝だけは、っていうのでもいいです。
大切なことは、自分の意志を持って、ちゃんとやり遂げるってことが大事です。
それは自分との約束を守るってことです。
誰だって、約束を破る人は信用できません。
それと同じように、自分との約束をどんなに小さなものでもしっかり守るようにしていくと、自然と自分を信じることができるようになります。
私の場合は、いま振り返ってみると、ヨガを通じて自分との約束を守っていくことを自然と繰り返していたんだなと思います。
そして、それが結果的に自分に自信をもつ下地となったのだと思うのです。
自信のない人へ。大切なことなので、もう一度。
もう一度言います。
自分との小さい約束を毎日守ってみましょう。
そうすると、自然に自信がでてきます。