会計士さんもやっているヨガ体験のお話
ヨガは女や子供がするものだーなんてもう言わせません。
自然派志向のファッションツール、おしゃれ、痩せてきれいになるっていうのを軽く飛び越えてしまう、人生そのもの、いや世界を変えてしまうほどの力があるんだから。
今回は、その女性でもない、子供じゃない、40代男性、会社員。しかも仕事内容はちょっと固めなイメージの会計士さんのヨガ体験をお伝えします。

今日の主役、会計士の伸弥さん
ヨガといっても、スタジオでポージングするヨガじゃないよ。
シェアリングという手法をつかった会話を通しての本当の自分を知るというヨガのこと。
『カオン式在り方としてのヨガ』の中核です。
そんなヨガをやった彼がどんな風に変化したか。
それをお知らせしちゃいます。
おカタい人でも、人を感動させられる
彼自身が語る、大きなヨガ効果とは
人を《感動させる》ことができるようになった、ということ。
それって何?って思ったかしら。
具体的にもう少し説明しますね。
男の人って、普通は理性的ですよね。
男の人ってたぶん多くの人がそうだと思うけど、理性的にあれこれ考えて判断決断しますよね。
こういう状況下ではこうだ、とか、世間的にいうとやめた方がいいとか、やった方がいいとか。回りの人からいま求められている言動ってこんなことかなっていうように、期待されているってことに、とっても敏感。
平たく言うと、彼は両親、先生、会社の上司から、望まれるように動くことが最良のことという価値観を持ってたんです。
そして、それが当たり前で、なんの疑問も持っていなかった。
身近な人が満足してくれること、そしてそれをすることができる自分に誇りを持っていたし、自分の価値を見出していました。
私のヨガを受けるまで、いや正確にいうと、つい先月まで、彼の行動の指針はそれでした。
そんな彼に突然……。
そんな彼は、過去に自分の信頼している上司が会社を離れたことで、顔面神経痛になってしまいます。
なんでこうなったのかを私なりに解説しますね。
彼の会社での行動の指針は、彼自身ではなくて、上司にあったわけです。その上司の不在は、彼の顔の一部が不在になってしまったってことを意味しているわけ。ちょっと分かりにくいかな?
顔って、実際の顔じゃなくって、顔が揃うとか、顔を出すとか、顔を立てるっていう“顔”です。その表現上での顔と、実際の肉体の顔はリンクしているよーっていうことなんです。
本当は、神経痛になる前の兆候に気づけた可能性もあるわけで。でも、気づけずに、そうなってしまった。
それだけ、自分の感覚がどうなのかっていうことに無頓着になってしまっていたんじゃないかと思うのです。
感動させられる人になったスイッチ。
それが、私とのヨガセッションで、私が言ったことがきっかけでスイッチオン。
その言葉とは
「私は、伸弥さんが、宿題をやってきてもほめないし、やってこなくても怒らないよ」
この時、彼は他の人がどう思っているかという基準ではなくて、自分の心がどう動いているのか、感情はどうなのかっていうことに初めて向き合おうと思った瞬間だったみたい。
この言葉を言ったら、顔、いや目の色が変わったのがわかったもの。
きっと、いや絶対に感動したんだと思う。彼の心が動いたっていうこと。
感動が結果になって表れました!
そしてひと月経った、先日のヨガセッションで、嬉しそうに報告してくれたんです。
「130人の中で優秀賞に選ばれました!これは絶対にヨガ効果だと思います」
なにそれ?私もびっくり。
彼の話を聞いてみると……。
1年に1回、自分の成功体験を語るというセミナーが会社で開催されるんですって。
1次審査は作文。その中で選ばれるのは130人中30人。
彼は選ばれました。
二次審査というか、成功体験を語る本番当日は7分間のスピーチ。
その中で、最優秀は逃したものの、伸弥さんは2位とも言える優秀賞を獲得。
自らを感動させることをできるようになった伸弥さんは、他者を感動させることができたんです。
正直、ヨガの効果でこんなことになるなんて。
ヨガを長くやっている私としても全然想像できなかったなー。
私のいままでの経験、知識を軽く超えてしまうってことがすんなり出てきちゃった。
私自身、過去の経験や知識を手放さなくっちゃ、ですね。(笑)
ここで、ちょっと男性の方、注目!
今日の記事は男性の方に向けて書いています。
理性的であるって、かっこよく聞こえるかもしれないですよね。
女、子供と違って、男は理性的でなくっちゃなんてこと言っていませんか。
でもそれって、過去のデータのやりくりでしかないって思ったことありますか。
そして、もしすべての男性が過去のデータや、周囲からの評価を指針とするってことから解放されたらどうなると思いますか?
きっと争い事がなくなるんじゃないかなぁ。
なんで争い事がなくなるのかっていうとね
私のいうヨガとは「自分の内側に埋まっている宝を見つけること」なんです。
埋まっているってことは、掘らなきゃいけないっていうこと。
どこを?
自分の内側を、です。
もっといったら、どこを掘ったらいいのかをちゃんと見つけなきゃいけない。
それは、外側の評価や過去のデータを気にすることをしてたら到底できないことなのです。
掘っていったらどうなると思う?こうなるよ。
自分の内側をきちんとみつめたときに、本当のあなた自身という宝物があらわれて……
あなたは自分の存在に感動するはず。
間違いなくね。
そして、その経験をまわりの人に広めたくなる。
そうなったら、周りの人も自分自身に感動するようになる。
感動は、争いを生まないし、競争も生まない。
感動が生み出すのは、平和だけ。
自分の内側の宝を見つけるだけで、変革ドミノ倒しがいっぱい起きる。
そうすれば、世界は本当に変わる。
今日言いたかったこと。
優秀賞をゲットした伸弥さんみたいに、自分に埋まっている宝を見つけませんか。
その方法は私がいうのも何だけど、ヨガや瞑想じゃなくてもいいと思うんです。
もちろん、私のところでヨガをやってくれたらうれしいけどねー。
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