統計調査によれば、日本人は寿命が伸びているとはいえ、最後の10年は病氣もしくは寝たきりで過ごす方がいるとも言われています。
その鍵になるとも言われているのが、テロメア。
テロメアが短くなる原因は、ストレスと言われています。
健康や寿命の鍵を握るテロメアを短くしない、または、伸ばすのに有効な方法には、4つの要素があり、すべて「在り方としてのヨガ」に網羅されている、と前回のブログでざっくりと書きました。
https://kaonyoga.com/looong-telomere/
テロメアを短くしない要素×「在り方としてのヨガ」
今回は、その4つの要素をそれぞれ「在りヨガ」的生活におとしこんで少し具体的にお話してみましょう。
その1:瞑想
最近はマインドフルネスなんて呼んだりして、ビジネスマンの方々にも人氣のある瞑想。
簡単に言うと脳のリラックス方法です。
脳は、基本的には疲れ知らずと言われていますが、雑に扱うとパフォーマンスが悪くなるコンピュータのようなもの。
雑に扱うとは、
例えば、思考と感情を分けることなく一緒にしちゃっているとか(これ結構多いです)
自分が何を感じとっていたり、何を考えたりしているのかということをまったく自覚していないとか。
これが雑多なデータを分類せず、休みなくインプットしつづけているという雑に扱うイメージです。
こんな状態が四六時中365日休みなく続いていたら、どんな優秀なコンピューターでも疲弊しそうでしょ。
そうならないための脳の休息が瞑想というわけ。
瞑想の仕方は本当に色々あるので自分がやりやすいものを選んで行うのがいいと思います。
ただし、偏ったやり方だと変な方向にもいってしまうことがあるので、きちんとした指導者の下で学ぶのが安全です。
カオンも無料の瞑想講座を開講しているので未体験の方は是非どうぞ。
バランスよく、しかも軽い感じで瞑想を始められると思います。
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その2:運動・ヨガ
ここではもちろん「在りヨガ」がお勧め!

ヨガのよさとして一番知っていただきたいのは、関節に負担をかけずに筋肉を働かせることができるという点。
動くときはゆっくりと、そして、ポーズをキープするというのは他の運動ではあまりないでしょ?
そして「在りヨガ」では、ポーズを解いた後で、ポーズの動きの一連と同じくらいお休みをします。
こういうスタイルも実はヨガクラスではありそうでないのですよ。(笑)
そのため、カオンのヨガクラスはポーズの数がとても少ないのです。
ゆっくりキープして、ゆっくりお休みもとるので必然とそうなります。
受けられた皆さんが驚きながら「あんまり動かしてないのに、全身くまなく動かしたみたい!!」ってよく仰られます。
カラダや関節に負担をかけずに動かせるって、いいでしょ?
インスタで無料の1分講座もやってますよー。
その3: カラダの欲求に従う食事
「在りヨガ」では、野菜中心というよりは、いまカラダが必要としているものを食べることを推奨しています。
小著にも書きましたが、カラダが必要だと思うものを食べないと、カラダはまだ食べ足りないという信号を出します。
食べているのに満足感がないからもっと食べてしまうというのは、カラダが必要としているにも関わらず、待てど暮らせどカラダに入ってこないからです。
そして、カラダにとって不必要なものを食べた場合は、消化・吸収にも労力が必要ですから、疲れやすいなどの症状がでてきます。
また、未消化のものは蓄積されるか、血中をグルグルまわるしかありません。
つまり、こういった食事はカラダにとって相当のストレスとなってしまうのです。
その4:愛・ひととのつながり
カオンは、これからの世界でこれが一番大切なキーだと思います。
それは人類が本当の意味で進化するということにつながるからです。
別の言い方をすれば、誰かよりもたくさん持つことが優位にたてる時代は終わりつつあると言えるかもしれません。
たくさん持つことが優秀だと評価される価値観は競争原理を生み出しました。
それは仲間よりも敵をつくる志向となります。
競争相手が多くなったり、強くなっていくことは、同時にストレスも増加していきます。
けれど、たくさん持つことがシアワセではないと氣づいた人たちがでてきました。

ガーーン(笑)
こうした人たちは、モノを持つために争うのではなく、仲良くなる方がずっとシアワセなんだということに氣づき始めています。
若い人たちが、会社を優先することなく家、家族を大切にする傾向にあると聞きます。
彼らはの価値観はもう新しい世界にシフトしていっているのかもしれません。
「在りヨガ」では特に人との関わり愛(合い)の中で
自分の心と体を健やかにするための在り方を学ぶということをテーマに
ティーチャートレーニングのプログラムをつくり、講師育成をしています。
一緒に健康寿命を伸ばしましょー(笑)
瞑想をして脳を休め、カラダに負担のない運動であるヨガをし、カラダが必要とする食事をする。
そして、愛のある人とのつながり方を知り、そのつながりを深めていく。
これが「在りヨガ」の骨子とも言えるかもしれません。

「在りヨガ」がもっと広がると、健やかで長生きの方が増えるのではないかなーと密かに色々企んでいます。(笑)