『カオン式在り方としてのヨガ』のティーチャートレーニング(以降YTTまたはTT)を現在受講しているまこっちゃんさんに、このトレーニングを通して得たものや、変化したことについて語っていただきました。
自分自身ときちんと向き合うことができるようになって
お墓までもっていくはずの大荷物が昇華!
まこっちゃんさんは、ティーチャートレーニングを始めて一番変わったことってなんですか。

これだけでいい!って感じです。(笑)
あと、友達には「変わったね」と言われます。
自分でも、今迄よりも楽に生きられていると感じます。

私にはそれだけで、とってもわかるんだけど、もう少しこれを読んでいる人にわかりやすく説明してくれるかしら。

TTを始めてからというよりは、『カオン式在り方としてのヨガ』を始めてからなのですが、自分自身に向き合うことができるようになりました。
きっと、その結果だと思うんですけど、心と体に余裕が出来てきて、生活していることの満足度が高くなったと感じます。
心と体に余裕が!生活していることの満足度が高くなったって、すごいですね。
まさに、日常生活に生きるヨガっていうことですね。
このヨガに出会えるまでは、充実感を味わえる何かをずっと探していたように思います。
具体的にはどんな変化なんですか?

もう少し詳しく説明すると、この『カオン式在り方としてのヨガ』をする前は、充実感を味わえる何か、みたいなものをずっと探していたように思います。
その何かが知りたかったためか、占いにはたくさん行きました。それと旅行にも。月1回どこかへ行ってました。一泊5万円っていう宿にも泊まったりしてましたよ。
海が好きなので、サーフィンをしたり、自然農法の畑の手伝いをボランティアでやったり、とそれなりに充実していて楽しく過ごしていました。
ヨガもサーフィンをやる少し前に、やってみたい!と思って、ヨガスタジオへ行きました。回数券制でクラスの難易度を見て、自分で選択して参加するヨガでした。
ヨガは、この『カオン式在り方としてのヨガ』の前からやっていたんですね。

そうなんです。そのヨガは先生に合わせてポーズしての繰り返しで
「ふ〜んこれがヨガかぁ〜」
といった感想だったんです。
回数券には期限があって、期間内にどーしても消化しないともったいないってことで、ピラティスもしましたが、これまたハードで辛いの痛いの!
更に期限切迫でベリーダンスもしました。思わず、腰に巻くシャランシャランと鳴る腰巻も買ってしまいました。でもこれが、クルクル回るから、目が回って気持ち悪いのなんのって…私には無理でした…
ヨガが一番自由で「大地と宇宙と繋がる」なんて先生が言ってて、好きだなぁ〜とは思っていたのですが、なかなか時間が合わず、スタジオへ行くことをやめてしまいました。
でも、今思うと正直いって、その時はヨガの良さや奥深さに全然気づくことができずにいたんです。
ヨガの良さや奥深さって何々?ってすごくワクワクしたのを覚えています。
まこっちゃんさんは、色々やられていたんですね。人には得手不得手というか、向き不向きもありますし。。。でも、そんな中で、どうやってこの『カオン式在り方としてのヨガ』に出会って、始めてみようと思われたんですか?

初めて私と会った時、私がヨガ講師だって知った途端に
「もう私はヨガはやりました、結構です。終了。」みたいな感じでしたよね。(笑)


はい、そうでした。
失礼な態度でしたよね~(笑)でもその後、すかさずに先生が
「えー!!それはどんなヨガだったの?あなたは、本当のヨガを知らないのよ!」
と言ったのを覚えています。ほんの数分のお喋りでしたが、私の中で
「本当のヨガってなに?なに?」と何だかすごくワクワクしたのを覚えています。

そんなこと言ったっけー?ヨガをやってるのに満足してないのに残念だなーって感じたのよ、あのとき。だから、満足できるヨガもあるんだよーってことを言いたかったんだけど。
カオン先生は、ヨガっていう言葉がでると、目の色が変わることがありますからね(笑)
そういうカオン先生からの魅惑的な言葉があって、まこっちゃんさんは、そのワクワクした後、どんな感じで予約というか、『カオン式在り方としてのヨガ』のセッションに参加され始めたんですか?

鎌倉の雑貨屋moonさんで開催した、日常生活で生かせるヨガの知恵についてのお話会に参加してくれたんですよね。とっても興味を持ってお話を聞いてくれているのがわかった。それで、お話会が終わったと同時にパーソナルセッションの予約してくれたのよね。

はい。そうです。
本当は、なになに?って思ってからすぐに予約しようとしたのですが、PCの調子が悪くて断念、お話会まで待っていたんです。
実はお話会に行く前に陶芸教室があって、その友達に「理想のヨガの先生に会えたの〜」と言ったら「それってカオン先生じゃない?」って返ってきて、ビックリ!!
不思議と繋がるんですね~。

そうだったねー。そんな有名人じゃない私なのに、ちゃんと覚えてくれている生徒さんがいて、偶然私の名前を出してくれたって思うとなんだか嬉しかったし、不思議!って思っちゃった。。
一度、体との対話をし始めたら、体が喜んでいるのを感じるように。

それから、2週間に1回のペースでパーソナルヨガに通ってくれたのよね。毎回毎回楽しんで帰っていきましたよね。

はい。カオン先生に会うまで、ヨガって、ポーズが出来てオッケーと思っていたので、痛いの辛いのを我慢しなくちゃいけないものって思っていたのですが、そうじゃないんだってパーソナルヨガに通うようになってわかったんです。
ヨガっていうのは、体と対話するためのものなんじゃないかなっていうことに気づきました。
腕を曲げる動作・呼吸一つにしても、体に目を向ける、意識する事が、私には不思議な事でした。
「体は動いて当然」と思って、無意識で生活してましたから。
今までほとんど対話してこなかった分、一度対話が始まったら、どんどん体が気持ちよくなって、毎回毎回体が喜んでいるのを感じるようになりました。レッスン後の帰り道の体と心の軽い事ったら、ルンルンと鼻歌にスキップでしたよ~。
へー。まこっちゃんさんは、よく笑っているイメージがあるんですが、それ以上にルンルンと鼻歌でスキップだったとは!そんな状態を見てみたい気もします。
まこっちゃんがYTTへの参加を決意された、その理由とは
カオンの固定観念を覆した「だだ漏れ状態」
ここまでは、パーソナルセッションに参加するまでの、出会いの話でしたよね。どうやってYTTへの参加を決意されたんですか?
今までのお話だけでも、まこっちゃんさんは『カオン式在り方としてのヨガ』に結構満足されている様子なんですが。

そんな状態が3〜4ヶ月くらい続いた後だったかしら、スピリチュアルカウンセラーの方に言われたのは。。

はい。畑の友人がそのカウンセラーの方に話を聞いたらよかったよーっていうんで、私も予約しちゃったんです。
いいって聞くとなんでもすぐ試してみる性格なんで。。。へへへ。

それはいい性格よー。私も似てますから。(笑)
そのカウンセラーの方のおかげで、今の私たちがあるって言ってもおかしくないじゃない?

そうですね。そのカウンセラーの方に、ちょっと怒られモードでこんな風に言われたんです。
「ヨガの先生はあなたに惜しみなく色々教えてくれているのに、あなたはそれをちゃんと受け取らずに、だだ漏れ状態で、もったいないわよ」って。


それをパーソナルセッションのときにまこっちゃんがシェアしてくれたから、私が、だだ漏れ状態を解消できるよう、TTを受けてみませんか?って声をかけることができたのよね。
あの時の私は、ヨガの先生になりたいっていう人が、このトレーニングの対象者だっていう固定観念があったのね。そうじゃない人には押し売りになっちゃうんじゃないかなって。。
でも、その会ったこともないカウンセラーの方のコメントで、そっか、一生懸命伝えようと思っても、相手の環境、状況によっては伝わりにくいこと、浸透しにくいこともあるんだってことがわかった。

先生に、まこっちゃんこそ、TTやるべき人だわ〜!と言われて
「何でかな?先生になるつもりなんてないよ~ん、今のレッスンでも体がカチコチでイテテ〜なのに、人に教えるなんて~」
と始めは思ってました。でも、だだ漏れが防げるか?と嬉しくなって。
何でも面白そう!!で本能が食いつくので…(笑)
そしてトレーニング、200時間受講という覚悟というか器が自分にできたことで、ヨガをただやるだけじゃなくて、身につける!といった、今までとは違う意識でレッスンに臨むことができるようになりました。

そうそう。だから、私も今は、大きな声で言うことができるのよ。
先生になりたいって思ってない人こそこのTTを受けてねって。(笑)
お墓にまで持っていくはずの重い荷物が、こんなにも簡単に昇華してしまうなんて!
いま、まこっちゃんさんは135時間を修了したと伺いました。約3分の2が終わったところですが、TTを受ける前後で、生活の違いというのはありますか?

TTとして今迄とは違う意識でレッスンを受け始めたことで、大きな転換点を迎えました。

そうでしたね。

- 転職。
- 半年間ですが一人暮らし。
- 農業ボランティア脱退。。など。など。
今迄、中々踏み切れなかった転職ができたことで、家族との関係が変わりました。

一番身近な人との関係が良好になると、心身ともに楽になりますよね。

はい。TTを受けて約一年たった頃でしょうか、先生とのシェアリングの時間に、心の底に大きな暗い闇を抱えたまま生活していたということに自分でも気が付いたんですね…
あの頃は、体重じゃなくて、体が頭が心がずっと重い状態だったのだと、軽くなっている今だから感じます。
大きな大きな闇でした…
お墓にまで持っていくつもりの封印していた重い荷物が、こんなにも簡単に昇華してしまうなんて、思ってもみませんでした。TTの凄さですね。

そうだね。まこっちゃんはいつも明るく元気だから、そんな荷物を持っていたってことに、きっと周りの人もびっくりだと思うけど。それだけ、本人であるまこっちゃんは大変だったってことだものね。
墓までもっていく重い荷物って、いったい何だったんでしょう……?そもそも「墓までもっていく」なんて表現、日常生活ではそうそう聞きませんよね。(笑)よっぽど重大なことだったんですね。
そうやって身軽になれると、元々あれこれやられていたそうですし、色々再開されたり、行動に幅がでてきたんじゃないですか?

それから、ヨガ三昧、ヨガに関連することに集中していきました。
気づいたら、サーフィンや他の趣味もやらなくていい気持ちになってました。

サーフィンはやっている時楽しいし、すっきりするけど、終わった後疲れる。
ヨガもやっている時楽しいし、すっきりする。ここまではサーフィンと同じ。
でも、終わった後、もう一つ何かやれるって感じで元気になるーって言ってたものね。

はい。この前友人にマッピング(自分の頭の中の地図を書くみたいな作業です)っていうのを体験させて貰ったのですが、これがヨガと同じ!
自分と向き合う、自分を知るということでした。
それで、ヨガやろう!と改めて思いました。
ヨガは頭だけじゃなく、体使うから、もっと良いかも!!と発見しました。

私も経験あるよー。なんでも、ヨガで網羅できるじゃないって思っちゃうこと。

そうなんです。
それが、最初に話した、これだけでいい!って意味です。

ちょっと違うベクトルにすると、なんでもヨガになるってことなんだよね。
まさに、生活の中でのヨガを体感されながら前に進んでいっていらっしゃるんですね。
ティーチャートレーニング修了後のイメージはありますか?
たくさんの人にヨガ的アプローチをお話できるようになれたらいいなと思っています。
TTを終えた後、日常生活の中でこんな風にヨガを生かしたい!とかっていうイメージはありますか?

そうですね。私は薬剤師をやっているんですが、仕事場である薬局で、ヨガやったらいいのになーっていう人にたくさん会うんです。
その人たちそれぞれの興味のある、できる範囲でヨガ的アプローチをお話できるようになれたらいいなと思っています。

いいねー。素敵な薬剤師さんだー。

薬を渡している私が言っちゃうのもなんですが、貼ったり、飲んだりしてるだけじゃあダメなんですよ。根本的に治さなくっちゃー。
みんな、お医者さんや薬やら他人任せに感じることがあるんです。
自分の体なのに、痛きゃ痛いで不機嫌になる、身体に対して怒る、愚痴るでしょ〜。私もそうでしたけど…今も時々そうですけど…
それじゃ身体が可哀想、もっともっと意識して感謝して、愛してあげないと!
薬局でそうやって言われたらドキッてしてしまいそうな気がします。
私は別に、自分の体に対して不平不満を言ってるつもりはないですけど、どう付き合っていいか分からないって思うときはありますよね、たまに。

痛いなら、深呼吸してみるとか?安静にするか、動かしてみるか。「効くよ〜楽になるよ~」と念じて薬を飲むとか。全ては自分との対話ですよね。
体と心と頭がバラバラなのが現状です!それだと幸せに生きられないと思います。
どう生きて行きたいのかは、自分で決めることだからって、カッコ良くと言える様になっているのも、TTのおかげです。先生の『カオン式在り方としてのヨガ』に出会えたおかげです。

薬剤師さんの言葉だから、本当に沁みるねーー。
皆様、すべての人が、このティーチャートレーニングを受けたらいいと思います。
最後にこのTTをどんな方が受けたらいいと思いますか。

皆様、すべての人です。
いや、それはさすがに盛りすぎな気もしますけど……。でも、まこっちゃんさんの体験談を聞いていたら、私もそう思えてきました。(笑)
それでは、カオン先生、まこっちゃんさん、ありがとうございました。

さいごに、お知らせです

ほぼ毎週開催の私が主催しているグループヨガにも毎回出席してくれているまこっちゃん。
いつも明るいその存在感は、他の生徒さんたちから「ヨガの先生にぴったり」とか「まこっちゃんはいつ先生になれるの?」など、すでにファンがついています。
自分の勉強のためといって、まこっちゃん主催のグループヨガである『まこと会』も発足させました。
まこっちゃんが先生になれるまでは、今のところ講師は私ですけど、これから楽しみです!
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