逗子でのヨガティーチャートレーニング(以降、YTT)が始まりましたと先日書きましたが、実は逗子は2クラスに分かれています。
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今日はその2クラスめの初日でした。
ヨガのトレーニングの間には、結構な確率で、おもしろいことが起こります。ミラクル的なこともおこりやすいです。
なにせ、神とつながるトレーニングですからね。ガーディアンエンジェルやハイヤーセルフや自分をガイドしてくれる存在たちの、意図を感じとることも多々あります。
今日も、私がうかがいしらないところで、大きな力が働いたなーと思うトレーニングとなりました。
その一つをお知らせします。
なにかと接点がある2人でのスタート
このクラスは3人の受講生のクラスなのですが、お一人が都合悪くて、お休み。
2人でのスタートとなりました。

それぞれの5頭立ての馬車と一緒のかずちゃんとあいちゃん
このお2人、なにかと接点があります。
まずご職業が、フルタイムの看護士さんだということ。同じような時期に、魂についてや、自分の生まれた意味などに興味をもたれたこと。そしてほぼ同じタイミングで同じ本を読んでいたとか。
[voice icon=”https://kaonyoga.com/wp-content/uploads/2015/07/kaon_profile1609-120×120.jpg” name=”カオン” type=”l”]へぇー。おもしろいねー。ご職業が同じというのは、事前に私は知っていたけれど、そこまで類似点があったなんて。。。[/voice]
で、トレーニングが進んでいくうちに、もっと深いところでリンクしているということがわかったんです。
『カオン式在り方としてのヨガ』YTTで一番初めに学ぶこと
『カオン式在り方としてのヨガ』YTTでは、ポーズよりも先ず、自分の心の在り方、感情の動きなどを意識することを学びます。
その心の在り方、感情の動きを意識できる状態を、どういう風につくるのか、または保つのか、をヨガの色々なツールを使って、体得します。
心の在り方、感情の動きを意識することがどうして大切なのかっていうのは、次回ゆっくり説明しますね。
その『カオン式在り方としてのヨガ』の色々なツールの一つが『コミュニケーション方法と実践』なんです。
傾聴ってご存知ですか?
カール・ロジャースのパーソン・センタード・アプローチというのはどうでしょう?
私の解釈ですが、聞き手自身が、今ここに、きちんとフォーカスしながら、(しっかりと地に足がついた状態で)、話し手を批判することなく、肯定的な姿勢で話しを聞くと、話し手は、自分の存在が認められているという安心感の元に、自らが自らを癒すガイドとなることができる。
それだけにとどまらず、聞き手自身も成長をすることができる、というもの。
ちょっと宣伝チックに言っちゃうと、私の育てるヨガ講師は、生徒のお話を聞くだけで、その生徒さんが勝手に学び、目覚め、同時に講師自らも成長できるっていうすごーーいお得なシステムなんです。
そして、これが嘘じゃないってこと。この初日、初めて顔を合わせた二人がやってのけてしまいました。
『コミュニケーション方法と実践』で起きた奇跡
話し手には、話す内容は指定していません。目を閉じて、思いつくままに話してもらいました。
聞き手は、合づちをうってもらいます。そのときに聞き返したり、言い換えたりしないで、話し手が話したことばそのままを使ってもらいます。
かずちゃんが話し手、あいちゃんが聞き手です。
かずちゃんの話
自分がどういう経緯でこの職業についたのか、から始まって、ちょうど息子さんの将来の進路について話をしました。
息子さんの希望する道と親である自分が息子さんに望む道が違っていました。
そのとき、かずちゃんは息子さんに『自分の生きたいように生きてごらん』と言ったそうです。
彼女の目に涙が浮かび、ちょっと声が出せなくなりました。
少しのお休みの後、また話がはじまって現在のかずちゃんの仕事での話、ヨガに出会ったこと。そして、今こうしてトレーニングに参加していることなどで話が終わりました。
私は、彼女の話を通して聞いていて、この息子さんに言ったことばは、自分が親から言われたい言葉だったんだなと感じました。なので、そのことを二人に説明して、もう一歩進んだワークをやってもらうことにしました。
古傷を癒すための一歩進んだワーク
かずちゃんの手を取り、きちんと目を見て
『自分の生きたいように生きてごらん』って
言ってみてくだいと言ったんです。
そうしたら、一言言うかいわないかのうちに、あいちゃんも泣き出してしまいました。
二人とも泣いていましたが、少しの間、そのワークをしてもらいました。
終わってから、今のワークの間に体験したことを十分に味わってもらいました。
その後、時間をとって言葉におとしてもらうことにしました。
二人にとってキーワードだった「自分の生きたいように生きてごらん」
シェアリングを始めたところ、あいちゃんも、この言葉に触発されて思い出されたことがあったんです。
第一子を出産して、仕事に復帰した時に、今までとは同じように働いたりできない状況にとてもいらだちを感じていたということ。
友人とのつきあいも、ままならない状態で、自分自身を生きることができないと感じていたということを、思い出したそうです。
そしていまその第一子が、思春期になってどうもうまくコミュニケーションができないと感じることが悩みだったというのですが、自分の無意識層に、第一子のせいで自分を生きられなくなったという思いがあったら、それは自然と相手の子供に伝わっているはずですよね。
もちろん、その子供がはっきりと認識はしてないかもしれないけれど、母親に対しての何となくの違和感のようなものは自然とキャッチしていたんじゃないかな。
改めてYTTの深さを実感しました
かずちゃんのストーリーから生まれた言葉ですが、みごとあいちゃんのストーリーともリンクをしていたんです。
そして、かずちゃん自身は、言ってもらいたかった言葉を言ってもらって、ボロボロ泣いていました。
泣くのは浄化の一つなので、これでかずちゃんの古傷も少しは癒されたんじゃないかしら。
そしてもちろん、今まで存在すらわからなかったあいちゃんの古傷まで。
ブログで0期生の記事を読んでいたあいちゃんは、こう言ってくれました。
先にも書いた通り、みなさんのガイドさんたちが手助けしてくれますからね。そりゃあもう、進化のスパイラル急上昇です。
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