はじめに:瞑想とは何か?
瞑想は、心と体を穏やかにし、自分自身と向き合うための時間です。
現代社会では、ストレスや溢れるほどの情報の中で、心の静けさを取り戻すことが難しくなっています。
そんな中、瞑想はシンプルでありながら深い効果を持つ方法として注目されています。
特にワタシが提案する「仰臥瞑想(シャバーサナの先へ)」は、眠るか眠らないかの究極のリラックス状態でただ「在る」ということを体験する方法です。
体の可動域に制限がある方や、痛みがある方にもお勧めできます。
この瞑想を通じて、目まぐるしい日々の生活に静けさと安定感を取り戻すお手伝いをしています。
瞑想の効果と可能性
瞑想には、心身に驚くほど多くの効果があります。
身体的な効果
- 持続的な深いリラックスで、体の疲れが和らぐ
- 自律神経を整え、ホルモンのバランスが整うため睡眠の質が向上
- 筋肉の緊張を緩め、肩こりや腰痛が軽減
精神的な効果
- 雑念が減り、意識がクリアになる
- 感情の波が穏やかになり、心の安定を感じる
- 集中力が高まり、幸福感が増す
また、これらだけでなく、瞑想を続けることで、日常生活の中でのストレス耐性が向上し、自己肯定感が高まるなどの変化も期待できます。
瞑想の体験による変化
- 「頭がスッキリした。悩んでいたことが解決したわけでもないのに、問題だと思わなくなった。」
- 「目の前の景色がクリアに見えるようになった。まるで目が良くなったみたい。」
かく言うワタシ自身も、瞑想をすることでストレスの耐性が高まり、より自分の意識としっかりと向き合えるようになりました。
ワークで行う瞑想「仰臥瞑想」の特徴
仰臥瞑想は、「横たわる」というシンプルな姿勢から始まる深い瞑想です。
ただ横たわるだけで、身体が自然にリラックスし、意識が内側に向かいます。特に神経が安定している状態で行うことが大切で、その時深いリラクゼーションと治癒効果を得ることができます。
その時のご自分の神経状態によって体験の深さが異なります。そのため、同じ体験がないという面白さも魅力です。
特徴
- 身体の緊張を徹底的に解放し、心地よさの中で瞑想に入る
- 思考や感情を無理にコントロールするのではなく、自然と静けさが訪れるのを感じる
- 身体を完全にサポートするため、クッションやブランケットなどの補助具を使うことを推奨します
実際の瞑想の流れ
- 服装: リラックスできるゆったりした服装を着用してください。
- 場所: 静かで安全で心地いい場所(部屋の温度や湿度にも留意しましょう)を確保し、ヨガマットやクッションを用意します。
- 補助具: 必要に応じて、膝下にクッションや腰にブランケットを敷いて、体を完全にサポートしましょう。
瞑想にスムーズに入るために、体と心の緊張を解放していきます。
体も心も緊張状態からほどいておくことで、意識を自分の内側に止めて起きやすくなります。
そのため、まずはワークに参加された理由や気になっていることなど、生徒さんの現状をお伺いします。
心の緊張がある程度解放されたところで、体調やエネルギーレベルに応じたヨガのアーサナや動きなどを行います。
例:座位で背骨をゆらす動き
四つ這いで背骨を柔らかく動かすキャット&カウなどのシンプルなヨガポーズ
肩や首の緊張を解く軽いねじりや腕の動き
体の緊張をほどいた後、意識を呼吸に向けていただきます。
自分の呼吸を観察することは、自分の意識(心)を体に寄り添わせるということです。
忙しさの中で体と心がバラバラになってしまっている状態を再び繋ぎ直す大切なプロセスです。
呼吸に意識を向けていると、神経が落ち着いてきます。
これが仰臥瞑想中に、眠ることなくリラックスした状態を保ったまま
意識を内側に向け続ける大切なポイントになります。
- 仰向けになり、必要に応じてクッションやブランケットで体をサポートします。
- 力みなく横たわっている自分の体の有り様を感じます。
- 呼吸に意識を向け、スムーズな自然な呼吸のリズムを感じます。
- そのまま意識を内側に向け、ただ「在る」という感覚を味わいます。
瞑想後は、生徒さんと感想や体感についてシェアします。
- 「どの動きの時にどんな感覚があったか」
- 「やっていて眠くなる時ってどんな時だったか」
- 「瞑想前後の体や心の変化に気づけたかどうか」
瞑想は極めて個人的な体験ですが、この時間を設けることで、生徒さんが自分自身の気づきを深め、瞑想の上達に繋がるヒントを得られます。
瞑想の科学的な裏付け
科学的研究では、瞑想が脳や神経系にポジティブな影響を与えることが証明されています。
質のいい仰臥瞑想は夜の普通の睡眠に匹敵するほどの効果があるとも言われています。
- 脳波の変化: 瞑想中はデルタ波が増加し、意識はあるのに夢をみないほどの深い眠りのような状態になります。 この時に治癒的効果が起こります。
- 自律神経への影響: 瞑想は交感神経と副交感神経のバランスを整え、心拍や呼吸を安定させます。
- ホルモンの分泌: ストレスホルモン(コルチゾール)の減少や、幸福感を高めるセロトニンの分泌が確認されています。
瞑想を日常に取り入れるコツ
瞑想を日常生活に取り入れるには、短時間から始めるのがポイントです。
必ずしも仰臥位でなくても構いません。
- 朝の5分間:目覚めた時、目を開ける前にベッドの中で自分の体を観察しましょう。
1日の始まりに仰臥瞑想を行うことで、リラックスした状態で意識を育てることを学んでいきます - 仕事中のリセット: 昼休みや家事の合間でも、自分の呼吸を観察する時間を挟んでみましょう
- 寝る前の習慣: 夜、ベッドに入って入眠する前に自分の体を観察しましょう。いつの間にか眠ってしまっても構いません。深い眠りに繋がります
続けやすい習慣を作ることで、瞑想の上達につながります。
9. よくある質問とアドバイス
Q: 瞑想中に雑念が湧いてきたらどうすれば良いですか?
A: 雑念が湧くのは自然なことです。それに気づいたら、そっと呼吸に意識を戻しましょう。
Q: 瞑想で寝てしまうことがあります。大丈夫でしょうか?
A: 初めのうちは眠ってしまうこともあります。それもリラックスの一環と捉え、続けるうちに意識を保てるようになります。
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