揺らぎから生まれる安定に心と体が整う瞬間

一本歯の履物「ippon blade®」を初めて体験した女性のエピソードをご紹介します。初めは不安定さに戸惑うも、体と心が自然に調和する瞬間を経験。内側から湧き上がる変化と気づきを、彼女の言葉でお届けします。

一歩先の元気スイッチ体験

先日、初めてippon blade®を体験する機会がありました。
その体験は、ただ楽しいだけでなく、私自身の内側に何か変化をもたらすものでした。

最初はよろよろ…子鹿のようなスタート

正直、最初はどうなることかと思いました。
ippon blade®はその名の通り、一本の歯だけで支える不安定な履物です。
いざ乗ってみると、体がぐらぐらと揺れて、自分の体重をどこにかけたらいいのかも分からず、まるで生まれたばかりの子鹿のようにおぼつかない足取りでした。

でも、その中にどこか懐かしさや遊び心があって、自然に笑いが出てきます。

突然押されたスイッチの瞬間

不思議なことが起きたのは、その数分後。
揺れに身を任せているうちに、どこかで体が「カチッ」とスイッチが入るような感覚がありました。体が急に安定し始め、揺れが自然と少なくなったのです。

「え、さっきまでのヨロヨロ感は？」

まるで自分の体が自動的にバランスを見つけて調整しているかのようです。足元が安定してくるのと同時に、背中が軽くなっているのも感じました。

そして、驚くべきことに、その瞬間、心の中が明るくなったのです。突然の心身の変化に驚きながらも、ある程度落ち着いている自分がいました。

変わったのは体だけじゃない

ippon blade®を降りた後、足裏の感覚が大きく変わっていました。地面にしっかりと立っている感覚があり、下半身の安定感が驚くほど強くなっていたのです。

その感覚は体だけでなく、心にも影響を与えていました。
気分が明るくなり、まるで心の奥深くにあった不安やもやもやが自然と解けていくような感覚です。
笑顔が自然に浮かび、言葉でうまく説明できないけれど、「自分の内側が整った」という実感がありました。

カオンからの一言メッセージ

「体の声を聞く」ってよく言われますが、実際のところ、なかなかわかりませんよね。

でも、このippon blade®に乗ると、「体の声を聞くにはどうしたらいいか？」と理屈であれこれ考えていることが、いい意味で吹っ飛びます。

それは「体の声を」聞かないと、立つこともできないからです。

いつも思考が優先しまっている方や、体にいいことしてみたいけど何をしていいかわからないなーという方に、ぜひ体験していただきたいと思います。