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「抱えすぎる心の荷物を降ろす」便秘が教えてくれた大切なこと

日々の暮らしの中で、何かと自分を小さくしてしまう「恐縮する」という癖を感じたことはありませんか?

今回ご紹介するのは、私のブログを見て、個人セッションを受けて下さった方のお話です。

まりこさん(仮名)は、お問い合わせのときや、シェアリング(セッションの始まりに行う対話)のときから「欲張りで……」とか「色々と言ってしまって……」という言葉がとても印象的で「恐縮」という気持ちがにじみ出ていました。

目次

自分を小さくしていたまりこさんの悩み

まりこさんは30代半ばの主婦で、小学生のお子さんを育てています。かつては絵を描く仕事をしていましたが、育児のために一時中断。その間に自分の感性が鈍ったように感じてしまい、絵を描くことを再開する自信をなくしていました。そんな彼女は、私のセッションに対して「瞑想ってなんだかよく分からないけれど、興味がある(もしかしたら絵を描くということにいい影響があるかも)」という理由で受講を決めていただいたとのことでした。

「絵を再開したいと思っても、以前のような『なにかが、澄んだ状態』を取り戻せるか、はたまた本当に自分のやりたいことってなんだろう、という気持ちもあります」

そういう彼女の話を聞きながら、私には彼女が「どこかへ進まなければならないけれど、どちらに向かえばいいのかわからない」と言っているような気がしました。

身体の声が伝える心の状態

まりこさんはまた、子供の頃から続いている便秘や体力のなさに悩んでいました。特に子どもの便秘をきっかけに自身の長年の便秘と向き合い始めたものの、さまざまな方法を試してもスッキリしない状態が続いていました。

彼女は言いました。

「初めて(色々な療法を試して)スッキリした時、心まで軽くなった気がしました。でも、それが2回目3回目とつづけていくとスッキリ感がなくなっていくんです。最近では子供の頃から気にしていたことですが体力がないなーと感じる場面が多くて、何をやるにしてもやる前から疲れてを感じてしまうような毎日です。もっと体力があれば、家事も子供のことも自分のことも色々とやれると思うんですけれど……。」

ちなみに彼女が便秘対策として試してきたのは、自然療法としての梅流し・コーヒーでの腸洗浄、またはお医者さんからの処方されたりした漢方や水マグなどです。

それでもあまり効果がなかったということは、私はこの身体の不調は心の緊張状態とつながっているのではないかと推察したのです。

欲張りな心が手放せないもの

まりこさんは、ご自身のお話をする際に、しきりに「欲張り」という言葉を口にしていました。欲張りとは、少し感じが悪く聞こえてしまうかもしれませんが、手放すことができないとも言い換えることができます。例えば、過去の成功体験や、自分に課した責任感、何かをやらなくてはという思い。これらを抱え続けることは、エネルギーを消耗させるだけでなく、本来自分がこれから進むべき方向を見えにくくしてしまいます。

たとえば、何かをずっと握りしめていると手が硬直してしまい、新しいものを受け取るために手を開く力がなくなってしまうというように、心も同じなんです。こんな状態では、腸の働きが鈍くなるだけでなく、体力の消耗を招いてしまいます。

瞑想で緊張から解放される

まりこさんに取り組んでいただいのは、まず「自分を見つめる」動く瞑想でした。

ガイドに合わせてほんの少しの動きと動きながら自分の内側で何が起こっているのかを観察していただきます。それは自分の内側にある小さな声に耳を傾ける練習になります。そして、自分の呼吸に意識を合わせることで自分が本当の想いを見極められるようになっていきます。

セッションの中の短い瞑想で、まりこさんは内なる静けさを体験しました。その間、彼女の顔の緊張が少しずつ緩んでいくのが分かりました。セッション後、彼女はこう話してくれました。

「不思議です。何かを特に考えが変わったわけではないのに、心が軽くなった気がします。自分が何を握りしめていたのか、少しだけ見えてきたかもしれません。」

ポーズの完成にこだわらない在り方としてのヨガでは、体を整えながら、心も同時に整えていきます。

自分らしさを取り戻す第一歩

その後、セッションを重ねていく中でまりこさんは少しずつ自分の中にある「不要なもの」を手放していきました。

「瞑想を通じて、自分が本当に大切にしたいものが見えてきました。まだ完全ではないけど、少しずつ進んでいる実感があります。」

まりこさんからは、そのうちに「恐縮」している雰囲気がなくなってきました。「恐縮」という、漢字をそれぞれ読むと、恐れて縮こまることです。

在り方としてのヨガのセッションを続けることで、過去を手放して今の自分をきちんと認めてあげられるようになったのではないかと思います。実際、その後少しして絵の仕事を再開するような流れになっていきましたから。

まりこさんにとって、瞑想は単なるリラクゼーションの方法ではなく、自分自身と向き合い、本当に望む人生を見つけるための重要なツールとなったのです。

あなたも自分を解放する一歩を踏み出してみませんか?

もしあなたが日々の暮らしの中で「恐縮してしまう」ことばかりだと思ったら、それは心が何かを抱えすぎているサインかもしれません。カオン式在り方としてのヨガを試してみることで、心と体を軽くする新たな視点を得られるかもしれません。

在り方としてのヨガは特別な道具や場所を必要としません。ただご自分の今の在り方に意識を合わせるということだけです。それだけで、その方に必要なことが起こってくるのです。

さあ、あなたも今日から始めてみませんか?

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