ヨガ歴10年の指導者が学んだ「自分を取り戻す瞑想の力」

この投稿は、以前別サイト(note)で掲載していたものを、ブログのリニューアルに合わせてリライトしたものです。

今回ご紹介するのは、ワタシが提供している「カオン式『在り方としてのヨガ』」とは?を説明するのに一番わかりやすいエピソードかなというものをご紹介します。

ヨガを長く続けてこられた方がセッションを受けてくださった時のお話です。ヨガというと、ポーズや呼吸法など身体的なイメージが強いかもしれませんが、実はそれだけではありません。何よりも「自分自身とつながる」在り方が大切なんです。

目次

ヨガ歴10年以上の先生が見つけてくれたご縁

今回セッションにいらしたララさん(仮名・40代)は、なんと7年ほど前に店頭で拙著『感じるヨガで、』を手にとってくださった方でした。実際にご連絡をいただいたのは昨年の秋頃だったので、カオン歴は浅いのかなと思い込んでいたのですが、何度も本を読み返してくださっていたそうで、とてもうれしかったです。

ララさんはヨガ歴10年以上で、指導者養成コースを担当するほどの経験豊富なヨガの先生。そのため、今回のセッションでのテーマは「生徒さんに伝えることの難しさ」でした。

ララさんはたくさんの理論を学んでこられたようですが、それでも「どう伝えたらいいのだろう?」と悩んでいらっしゃいました。

ワタシ自身、理論で納得するというよりは、今までの体験との繋がりや腑に落ちる感覚が必要なのではないかと思っています。

特に自分の感情を後回しにすると、結局は自分自身とのつながりが弱くなってしまい、それは相手に伝えたいこともぼやけてしまうもの。そこで、ララさんには「もっと自分としっかりつながること」を提案させていただきました。

その具体的な方法の一つが「瞑想」です。

瞑想で自分を取り戻す

実は、瞑想が苦手という方は少なくありません。長年ヨガに携わっていても、瞑想だけはピンとこない…という声をよく耳にします。ララさんもそんな感じだったようです。そこでワタシは、ララさんに短いガイディング瞑想を試していただきました。

すると、「瞑想がこんなに安心感をもたらしてくれるなんて!」と気に入ってくださったのです。

ご本人からも「これから瞑想を練習してみます」と嬉しい言葉をいただきました。

ララさんの体験談

では、ここからはララさんのリアルなご感想をご覧ください。

カオン先生

今日はありがとうございました!

ずっとお会いしたかったカオン先生。
人見知りの私でもすごく話しやすそう!というのが第一印象でした。

私の話を聞いてくださってから、
まずは私が何を感じているのか、自分の中で起きていることの解像度を上げるとよい、
しかもそれを言葉にしない。
とのアドバイスをいただき、驚きながらもカオン先生のお話に引き込まれていきました。

こうして感想を書いていて思い出すと、
私は自分と繋がる、
なんてよくわからない。
自分より人に目を向けなくていいのかな。
そんな風に思っていました。

でも実際は人に思いが伝わらない…
言葉を探し、知識を増やし、わかりやすく、理路整然と…
そんな努力を続けましたが撃沈してばかり。

自分の足りなさへの落ち込みと、
いい話なのにどうして聞いてくれないの?
という謎の上から目線の間でグルグルモヤモヤ。
心の距離がなかなか縮まらない。

こんな悩みへの処方箋が、まさか自分と繋がることだなんて。

カオン先生が瞑想の誘導をしてくださった時、
私の中の何かが大喜びしたんです。
瞑想の中でリンゴの中に入っていたとき、
とても安心で安全な感じがしました。
やっとヨガをした!
という満ちた気持ちや、
これからパンドラの箱(心のフタ)を開ける勇気、
ゼロになった感覚。

ああ、こんなに気持ちいいなら瞑想をしよう…
そんな風に思ったのは初めてでした。

また一から私のヨガをスタートです☺️

長くなりましたが最後にひとつ。
瞑想のお話の中で、
雑念と一括りにしてしまうけど、
雑草にも名前があるように、
思いにもひとつずつ意味がある。
というお話が心に残っています。
特にネガティブとされる感情は、気分がよくないしできれば感じたくない。
だから押さえ込んでしまおう。
そんな風に思いがちですが、それらも大切な私の要素なんですよね。

瞑想や日々の問いかけで、感情をひとつひとつちゃんと知ろうと思いました。

今日はカオン先生のセッションを受けられて、
思い出に残る日になりそうです。
何年も前から知っていたのに、なぜ今日だったのか。
これも意味があるのかもしれませんね☺️

やっぱりカオン先生はすごかったです…
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

カオン式『在り方としてのヨガ』とは?

改めて「カオン式『在り方としてのヨガ』って、どんなもの?」と尋ねられたら、ワタシはこう答えます。

日常を瞑想するように生きること。

もちろんヨガといえばアーサナ(ポーズ)や呼吸法をイメージされる方も多いですが、「在り方」としてのヨガはそれだけにとどまりません。むしろ、自分の内側に静かに向き合う姿勢――まさに瞑想そのものこそが重要なんです。

先日、オンライン瞑想合宿を開催したときも、「瞑想の基本姿勢が身についた!」「まるで自分の中がクリアになる感じがした」と好評をいただきました。こうしたイベントを通じて、より多くの方に瞑想や自分とつながる感覚をお伝えできればと思っています。

あなたの「在り方としてのヨガ」をはじめませんか?

もしこの記事を読んで、「もう少し瞑想を知りたい」「オンラインでヨガを受けてみたい」「他の記事も読んでみようかな」と感じてくださった方がいたら、ぜひその気持ちを大切にしてあげてください。ヨガは単なる運動ではなく、自分自身を知るための優しいツール。日常のなかでこそ、ヨガの本質が生きてきます。

ワタシ自身、この記事をリニューアルするにあたり、改めて「自分とつながる大切さ」に思いをはせました。オンラインでも瞑想はじゅうぶん可能なので、ぜひ気軽にトライしてみてくださいね。それでは、また次の記事でお会いしましょう。

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