様々なヨガに参加し放題。エアコン完備、オーガニックな三食付き。
そんな理想のような、夢のような場所、Kripalu.
ヨガ好きなら、一度は行ってみたい。
というか、行ってほしい。
ヨガ好きじゃなくても、行ってほしい。
私とクリパルとの出会いは……なんていうことを話す前に、これを見て欲しいです。
とある日の朝食。
ビュッフェ形式で、建物内にベーカリーがあって、そこで毎日焼かれる数種類のパン、オーガニックの野菜を使った料理、ハーブティも何種類もあって、選び放題です。
日替わりで、卵料理や野菜をメインにしたもの等温かい料理が6種類くらいでてきます。
スープや、青汁でお馴染みのケール、レンティル豆のダールなど。それから、玄米や白米もあります。
パンも色々な種類があって、自由に選べます。グルテンフリーのモノも当然。それから、アメリカ人の大好きなピーナッツバターやジャムもたくさん!
紅茶などにいれる砂糖のかわりに、熱処理してないローハチミツ、メイプルシロップ、アガベシロップなども常備。脇にライスミルクも見えますよね。この左奥は大きなお湯をいれる機械で、先に書いたティーバッグをいれて自分でお茶をつくります。寒い日にはチャイがでることも!
ちょっとブレてしまっていますが、フルーツもとり放題!
しかも!
繰り返しになってしまいますが、これらの食材がほぼ全てオーガニック品。
さらに、できるだけ生産地が近いものを使っているんです。農家だけでなく、養鶏所なんかも。
好きなものを好きなだけ、しかも安全性の高い食材で。
それがここ、Kripalu<クリパル>の食事です。
そこから選んだ、私の朝ごはん
左上はミソスープ。とても味噌汁と言えた代物じゃないのが残念ですが……。それからフルーツ、右下にはジャガイモに水切り豆腐、目玉焼き。そして、右上は豆をおかゆ上にしたものの上に、ケールを載せました。
この日はかなりの吹雪だったのですが、室内は勿論温かいです。奥のコウヘイの朝ごはんは、目玉焼きに私と同じジャガイモを炒めもの(ただし、彼のは肉入り)にスコーンと紅茶。
ちゃんとレーンが分かれているんです。
いまの写真にあったように、同じ料理でも肉ありとなしとがあるんです。
それは、ベジタリアン用のレーンと、そうじゃないレーンが用意されているから。
たとえば、お昼ご飯にピザがでたときでも、肉のアリ無しで分かれていたり、スパゲティやマカロニ等でも同様。どんな料理がでても、近い雰囲気のものが作られています。
もちろん、グルテンフリーのものはきちんとそう書かれているし、食材が何なのかも全て記載されています。
こんな食事をしながら、好きなだけヨガを受けられたら、1週間滞在するだけでカラダの中身が入れ替わりそうな感じがするでしょ?
あれこれ好きなだけ盛れるせいか、コウヘイはたまに、チーズをこれでもか!というくらいたっぷりのブリトーを作ってました。ブリトーというか、あれはもはやチーズそのものだったなぁ……。
コスタリカで、ここの存在を知りました!
ここ、北米最大のクリパルヨガセンターに初めて行ったのは、私のマスターティーチャーであるドン・ステイプルトン氏が開催するトレーニングを受講するためでした。
そもそも、クリパルを知ったきっかけは、彼が現在経営している、コスタリカにあるノサラヨガインスティテュートへ行き、単身でプログラムを受けていたとき。
その時に親しくなったドイツ人の友人と連絡を取り合って、今度はクリパルで会おうねという話になりました。
その彼女については、ここでも書きました。
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彼女は何回か、クリパルに行ったことがあって、とってもいいわよーと言っていました。
初めてのクリパルの滞在は1週間でした
その時のドンのプログラムは1週間の長さでしたので、滞在も1週間。
クリパルは、約600人宿泊できる、ホテル(豪華って意味じゃないですよ)並みの建物です。
その中で、一日中あっちの部屋、こっちのホールでヨガに関するセミナーやトレーニングプログラムが開催されています。
大抵の人は、私のようにプログラムをとりに行くのですが、そうじゃない人もいます。
こういった食事をして、何もしないのんびりと過ごすことを目的とした人たち。
そうした人たちのために、無料のクラスも朝・午前・昼・夕方・夜とそれぞれいくつかずつ用意されています。
ヨガ好きにとっては、まさに天国。
そして、そこでの食事は、先にも書きましたが、私にとっては天国みたいでした。
ベジタリアンだと、どうしてもメニューの選択幅が減ってしまうのが常。
でも、ここでは朝も昼も夜も、ベジタリアンであるからといって、メニューが選択肢が少ないことは一切なかったんです!
屋外でも室内でも楽しめちゃう!湖で泳げたり、山道を歩いたり!
写真をとってなかったのが残念ですが、すぐ近くに湖があって、泳げます。
しかも、裏には山があって、結構いい感じの道を歩いていけます。
冬は冬で寒くなるので、スノーシューという恐らくかんじき的なもので周囲を歩くというイベントもあるそう。
雨の日は、室内でヨガはもちろん、ジム的な設備や大浴場的なものもあるので、ゆったりのんびりとできます。
また、瞑想室も用意されていますし、会話禁止といった場所も用意されています。
特定の場所ではWifiもきちんと完備されていますし、カフェではコーヒーも売っています。
もう、至れり尽くせりの場所なんです、ここ。
ヨガをしてる人だけじゃなかった!
初めてここにきたときは、みんなヨガを受けに来ているものだとばかり思っていました。
でも、滞在していて分かったんです。
そうじゃない人も大勢いるって。
例えば、お孫さんから「何もしなくてよくって健康的に過ごせる時間」としてプレゼントされた旅行できているおばあちゃん。
例えば、奥さんが何らかのコースをとっていて、一緒にきて自由に無料のプログラムをとったり本を読んだりしているという旦那さん。
例えば、新婚旅行の一部として来ているカップル。
お風呂場や食堂で話を聞いてみたら、いろんな背景や目的の人がいるんだな、と驚きました。見かけや行動で判断しちゃいけないとは思いますが、あからさまにヨガをしにきたワケじゃないよねーという人もいたりしましたし。
なので、昨日の記事の有香里さんのように、親子三代での旅行先なんていう人もいるかもしれませんね。
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ここで行われているのもヨガだけじゃなくって、集中ダイエットコースだったり、ヒーリングだったり、栄養学だったり、ありとあらゆる健康についてのプログラムなんです。
そういう幅の広さが、ここに様々な人たちが気兼ねなく来られる要因なのかもしれません。
ゆったりとくつろいでいる人たち、ヨガを楽しんでいる人たち、自分と向き合うために来ている人たちの中にいて、ふと思いました。
このヨガエネルギーだけの場に長い間、身を置いたら、どんな風に変化するんだろう??
そしたら、まさか、こんなことが起こるなんて。
念願かなっての長期滞在!
私とコウヘイは、実はここに、ちょっとした裏技をつかって6か月間もほぼ無料で滞在していました。
どうやってやったのか知りたい?
その裏技の話は、また後日あらためて。
おたのしみにー!
もし知りたかったら、こちらのKripaluのウェブサイトから、その方法を探してみてね。
Kripaluへの行き方
Kripaluはアメリカのマサチューセッツ州にあります。ニューヨークの東ですね。
私たちがいったときは、ニューヨークまで飛行機で飛び、そこからバスで約4時間。Lenoxという街までいきました。そこからはKripaluのシャトルバスで約10分。
また、飛行機でニューヨークではなく、ボストンまで飛び、そこから電車という方法もあるそうです。
詳しくはこちらから。
もし、このアメリカのKripalu<クリパル>に興味があって、行ってみたいな、と思う人がいらっしゃったら、行き方の簡単な案内くらいはできると思いますので、お気軽にお問合せくださいね。
この記事は以前のアメブロ:逗子・鎌倉・葉山 心と体が自然に整う『カオン式 在り方としてのヨガ』に掲載している記事を加筆修正したものです。