ビザがとれたのに、合格しなきゃしょうがない!
アメリカのKripaluが行っているカルマプログラムこと、ボランティアに参加できるように必死にあれこれ頑張ったコウヘイと私。
パスポートが手元にないという不安な状況を乗り切り、無事にビザはとれました。
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そして、とうとう最後の難関。
英語での電話(スカイプ)インタビューです。
ちょっと意外かもしれませんが、これは事実です。
海外にホイホイと出かけている私なので、みなさんからよく間違われるのですが
私は英語が堪能ではありません。(ホントに)
申請用紙をだすときのように周りに日本語が分かる人がいたり、ヨガ用語や地名だけで何とかやってきている、という感じなんです。
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なので、今回のインタビューは本当にドキドキ。
スカイプに挑む環境は、ビザ申請のときと同様、お世話になっているアイルランド人のシャーマンのノートPC.
イヤフォンとマイクを使ってしゃべります。
ということは、コウヘイに手伝ってもらうことはできません。
今回は助っ人ナシ!
面接の内容は、恐らく志望動機やクリパルについて、あるいはヨガについてもあるかもしれません。
けれど、先にも書いたように、私が使える英単語は限られており、基本的な英単語とほぼヨガ用語。
日常会話もあんまりうまくできない私。
はたして受け答えがきちんとできるのかしら……。
さらに私を不安にさせる材料がありました
電話インタビューで落ちた人が過去にいるわよと日本人の先生に聞いたことがあったんです。
それが誰なのか知りません。
でも、私よりも英語が堪能な人に違いない。
そう思うと、不安が大きくなってきます。
いざ、インタビュー!
コウヘイにスカイプの設定をしてもらい、ドキドキしながらノートPCの前で待ちます。
そして、着信。
。
。。
。。。
アメリカ英語って、こんなに分かりにくかったっけ?
アイルランドにいて、アイルランド人の英語に慣れていた私は、ついそう思いました。
いつも以上に、意識を耳元に集中させ、懸命に聞き取ります。
話し相手は、メールでの連絡があったとおり、ボランティアプログラムのその時の長であるMicah<マイカー>。
とっても優しい雰囲気で喋ってくれました。
申請用紙に書いていた、英語の不得意さを察してくれたのかもしれません。
また、他の職員も彼の隣で聞いているとのこと。
その間、実に約30分。
- どうしてボランティアを志望しているか。
- こんな場面の時にあなたはどんな行動をとりますか など
ヨガ的な感覚を、日常で生かすためにはどうするか、といったようなことを聞かれているように感じました。
それならば!
知っている単語を総動員させて、自分の言いたいことを伝えました。
あまりの必死さに、どういうことを喋ったのか、質問をされたのかは覚えていませんが、一つだけ覚えていることがあります。
インタビューも終わり、となったとき。
マイカーから「あなたはこのボランティアプログラムのことをとても理解しているね」と言ってもらいました。
やったー!
結果がどうこうよりも、まず言いたいことをヨガ的な要素を含めた上で伝えられたんだ、ということが何よりも嬉しかった。
そして、結果は後日メールでと言われました。
結果は、皆さんご存知のとおり。
あれこれの難関を乗り越えて、めでたく合格!
プログラム開始直前のオリエンテーションを受けていたときにわかったのですが、コウヘイと私は、日本人としては初めてのクリパル、カルマヨガボランティアプログラム参加者となりました。
「夫婦で揃っての参加っていうのも聞いたことない」とも、スタッフが言ってました。
私たちにとって初めてづくしの応募は、彼らにとっても初めてなことが多い選考だったようです。
でも、プログラムを終えたとき、どのスタッフからも、あなたたちがいてよかった、と言ってもらえました。これを言われてハグしたときには、この難関を乗り越えてきてよかった、とそのときには改めて思いました。
ちゃんと熱意と希望をもって行動してれば、意外と何とかなるものなんですね!