この投稿は、以前別サイト(note)で掲載していたものを、ブログのリニューアルに合わせてリライトしたものです。
「なかなか決められない」「決めてもあれこれ悩んでしまう」という方に向けて、少しでも参考になるような考え方をまとめてみました。
もし、記事を読んで「なるほど」と思っていただけたら、このブログの他の記事ものぞいてみてくださいね。そして、選択に迷いがちで心や身体がモヤモヤしている方は、ぜひ私のヨガレッスンも受けてみてください。ヨガを通して、自分の心に余白をつくるきっかけになるかもしれませんよ。
【選ぶことが苦手なあなたへ】“いい結果”を求めるのはエゴ?
悩んだり、悲しくなったり、イライラしたり……私たちは、自分の思う通りに物事が進まないと、どうしてもネガティブな感情に振り回されてしまいがちです。
「どちらを選んだ方がいいのかな?」という迷いは、「よりいい結果につながる道はどっちだろう?」と翻訳することができます。つまり、「いい結果が欲しい」というエゴがベースにあるとも言えます。
良い結果を願うのは決して悪いことではありません。最初から失敗を想定して選ぶ人はいませんし、誰だって「これならうまくいくはず!」と信じて決めたいです。
とはいえ、その結果に対する“こだわり”が強くなると、途端に悩みや後悔、悲しみが生まれやすくなります。自分が選んだ道が自分の理想通りではなかったとき、あれこれ後悔する気持ちやイライラが増してしまうのです。
行動してみないとわからない
たとえばAとBの道で悩んで、Aを選んだ結果うまくいかなかったとしても、そこで終わりではありません。そこからもう一度目的地をめざすことだってできるし、場合によっては「違う場所こそが本来の目的地だったー」と氣づけるかもしれません。つまり、最初の決断がどう転ぶかは、実際に行動してみないとわからないんですよね。
もちろん「何でもかんでも(無謀に)やってみて」と言いたいわけではないんです。
ただ、行動を起こせば、新しい選択肢が見える可能性は確実に高まります。ほとんどの人はエスパーではありませんから、「完璧な情報をそろえて万全の状態で決断する」なんてできません。だからこそ、究極的にはAを選ぼうがBを選ぼうが、どちらも“いい”と考えることができるのです。
それでも迷うときに思い出してほしいこと
「どっちでもいい」「なんでもいい」というと、投げやりに聞こえるかもしれません。でも、すべてのくじに【死】が書いてあったら、どれを引こうが同じですよね。人生においては、ただ一つ平等に与えられる終着点が“死”であると考えると……自ずとわかってくることがあると思います。
そう考えると、「どれを選んでも結局は同じ」という視点は、決して無責任からではなく、“いま歩いているがどうであれ、その道そのものを大切に思う”心を育ててくれます。頑張って選んだ道が「理想と違ったー」と感じてしまっても、まだ自分が体験したことのないその先の道が見えてくるうちに、理想そのものが変化するかもしれません。
あるいは遠回りに見えていたけれど、氣づいたら理想の地点へ近道していた……なんてこともあるものです。
だ か ら
「これはこれでまぁいいか」とつぶやける自分でいられると、ちょっとラクになりませんか?
こんなふうに「なんでもいい」を前向きにとらえると、迷いや後悔がストンと軽くなることもあるんです。
「なんでもいい」の向こう側を見つめてみよう
だからこそ、「これはこれでまぁいいか」と、折に触れ、つぶやいてみてください。すると、肩の力が抜けて、とりあえず行動してみようという気持ちになりやすいです。
これが、今日ワタシがお伝えしたい「“なんでもいい”の向こう側からこちらを見る」方法。
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