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雪上のシャバーサナ、ゼロになる瞑想

目次

雪深き世界で味わう、特別なヨガ時間

真っ白な雪に包まれて、心とカラダを文字通り浄化して自分がゼロになるような体験をしてみませんか?

それは自然と五感が研ぎ澄まされ、内面の静かな光がはっきりと感じられる、とても貴重な体験になるかもしれません。今回は「カオン人生史上初めて!」と言えるほどの大雪の中で、本当のシャバーサナ(死体のポーズ)ってこんな感じかも?と思った時のお話です。

実はこの冬、雪の上でゼロになる瞑想合宿の開催を予定しています。

この雪深い世界でしか得られない体験を、記事を読んでいただくことで感じていただけたら嬉しいです。

雪の中での生活、すごい!!

雪国にお住まいの方には「当たり前」かもしれないけれど、引っ越した次の日から毎日雪が降ることと、それが溶けずにどんどん積もっていくのには驚きました。実際、ワタシが引っ越した2020年の12月は地元の方さえも「この時期にこんなに降るのは滅多にない」というほどの豪雪。横浜育ちのワタシにとって掘っても掘っても土が出てこないほど積もっている雪は初めてででした。それだけでニヤニヤしちゃいます。

五感が研ぎ澄まされる、雪世界の驚き

そして何よりもワタシの心を毎日明るい氣持ちにさせてくれたのは、朝のまだ誰も踏み入れていない雪の世界です。朝が本当に新しいと思えるほぼ白一色で塗り込めたモノトーンの風景。

犬の散歩に近くの林道に出かけていくのですが、毎日新しい絵本のページをめくっているような感覚になります。

木にも雪が積もっているので、枝がしなって垂れ下がり、彼らが夏よりもずっと身近に感じられることにも初めて氣づきました。

雪の上を通って木の間をすり抜けてくる空氣の清々しさは格別です。

そして何よりも特別なのはその音です。雪が音が柔らかく包み込むかのようにいつも聞こえる音が聞こえません。遮断されたような静けさですが、それでいて柔らさを感じる無音。これはうまく説明できる言葉が見つかりません。

感覚器官がまるでリセットされたかのようなこの心地よさは、旅人としてではなく雪国で暮らすという体験しなければ味わえなかったのではないかなと思います。

そのくらいワタシにとっては斬新で驚きの感覚でした。

雪が林。とても心地がいいんです。

雪上の林道で感じる自由と探求心

わんこの散歩の林道では除雪車も入らず、新雪が広がる前人未到の地(ちょっと大げさかな(笑))のようでした。ワタシは幾度となくそこに佇んで立禅をしたり、目を閉じて、無音の音に耳を傾けたり、時には新雪にダイブしたりと、雪のなかでの体験を満喫していました。

ある時、林道横に川が流れているのですが、その川の近くまで2、30メートルほどある杉林を降りて行きました。

ラッキーなことに前日の雨で固まった雪の上に新しい雪が降り、そんなに深く埋まることなく川の近くに着きました。川の側は視界が開けて、水の流れる音も聞こえます。

そこで座りたくなって

そして寝転びました。

雪の上でのひととき

雪上でのシャバーサナは至高体験

思わず寝転んでみたら、びっくり!

程よいホールド感と、ふんわり優しいフィット感で、しばらくこのままでいたくなりました。

それならここでシャバーサナでもしちゃおうっと。

雪と接している(背面全て)ところから体の内側にじんわりゆっくりと

冷たさという色が染み込んでくるように感じました。

それを暖かく安定した場所からワタシの意識が観察しています。

自分という存在の隅々にまで自分の意識が向いています。

冷たさに対してネガティブな感覚が一切出てこない。

とても不思議だったし、どんどん力みが解けて、それと比例するかのように満ち足りた氣持ちがどんどん増えてきます。

吐く息ごとに力みがほどけ、雪と接する背面のすべてが、じんわりと冷たさを内側へ染み込ませてくるような、独特の感覚。けれど不思議と、それは嫌な冷たさではありません。むしろ、暖かく安定した自分の内側から、冷たさを観察しているような、満ち足りた時間なのです。

そのうち、「このまま死んでもいいなー」という考えが浮かんできたと同時に涙が出てきました。
どうしてこんな氣持ちになるのかな?と自問する意識少しと今をもっと味わおうという意識を行ったりきたりしながら、しばらくの間、そこにいました。

陰と陽、二つのシャバーサナが紡ぐ世界

で、体感がひと段落した後で、

今までこんなふうに今死んでもいいかも〜って思う時ってあったかなと考えてみました。

死と言っても、恐怖や畏敬の身近に感じるというのとは違っていて、全てが満たされた感覚。

ふだんのヨガクラスで行うシャバーサナが「陽」だとしたら、今回体験した雪上でのシャバーサナは「陰」のシャバーサナと言えるかもしれないと思いました。

プラーナと共にカラダを動かして、体全体の巡りが良くなった状態で満ち足りる陽のシャバーサナ。それは細胞一つひとつが元氣になってキラキラ輝いているような感じがします。一方で、陰のシャバーサナとは、内側の細胞がじんわり溶けていくことでプラーナが満ちてくるような感じです。じっとしていても、まるで細胞の一つひとつがプラーナを隣の細胞へ手渡ししているような細かなさざ波が広がっていくような感じがします。

この冬の瞑想合宿で、新たな世界を一緒に味わいましょう

この冬開催される瞑想合宿では、まさにこの静寂と満ち足りた時間を体験していただくことができます。

雪というある種特別な空間で、五感が研ぎ澄まされる感覚、と陰のシャバーサナがもたらす深い内側の安らぎ。その変容を、ぜひあなたも実際に体験してみてください。

是非この冬の瞑想合宿に足を運んでみてください。

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