田舎生活は豊か?!田舎のカオンと都会のカオン

いきなりのご報告ですが(笑)

ワタシ、鳥取県に移住しました。

じつはこの5月から神奈川の逗子から鳥取県日野郡日野町に移住しました。

神奈川県逗子市から鳥取県日野郡日野町へ

移住とは言っても、神奈川でのクラスも継続してありますので、月に1度は必ず横浜へ行きますよ。

そのため、横浜にも新しい拠点をつくりました。(詳しくは次回のブログで)

そう考えると完全移住ではなくて、二拠点居住スタイルに近いかな?

カレンダーの1カ月半が鳥取では3か月分?!

引っ越しするまでにも、去年から鳥取と神奈川を何度か往復していました。

でも、そのときはハッキリとは氣がつかなかったのです。

時間の流れ方が、鳥取と神奈川では何となく違うなーと。

 

今回は、8月上旬から9月中旬までと、初めてほぼ1月半のあいだ、鳥取住まい。

これがとっても長い!3ヶ月間はいたみたい!!(笑)

そう感じてしまいました。

そう感じたのはワタシだけではありませんでした。

この滞在期間に、神奈川からワタシのマネージャー兼アシスタントのダーマ先生が1週間手伝いに来てくれていました。

ダーマ先生と畑の上でごろん!

実は彼女も同じ意見でした。

鳥取に来て3日ほど経った頃に彼女と話しました。

「なんだかもう1週間くらいは居る氣がするねー」

この時間の流れの差はどこから来るのか

楽しいと時間が早くて、つまらないと時間が長く感じるということはありますよね。

とすると、鳥取にいるワタシたちはつまらないから時間が長く感じるのかなー?

いえいえ、これが、もちろんたのしくないわけじゃありません。

それどころかとっても楽しい!

カオン

楽しい時間なのに、長く感じるのはどうしてだろう?

で、ちょっとその理由を考えてみました。

もしかしたら、都会と田舎での時間の関係性って「ゾウの時間 ネズミの時間」のようなものじゃないのかな…。

「ゾウの時間 ネズミの時間」

「ゾウの時間 ネズミの時間」という本があります。

ずいぶん昔に読んだので、うろ覚えなのですが、こういう内容だったかと思います。

ゾウとネズミの寿命の違いは、彼らの鼓動の早さや呼吸数に関係がある。

両者とも一生のうちの呼吸数や鼓動の回数はおおよそ決まっていて、鼓動の早いネズミは早く死ぬけど、遅いゾウは長く生きる。

大まかな内容としては、こういう説が書かれていたように思います。

 

それを踏まえて考えると、もしかしたら、都会のカオン田舎のカオンの時間差は、環境による心拍数や呼吸数の違いかも?

都会時間と田舎時間の差を比べてみましょう。

都会では、意識できないストレス要因がたくさんあります。

たとえば、夜でも明るいとか、電磁波、低周波のモーター音などなど。

これを受け続けているということは、自覚はなくても動物としては常に緊張状態。

鼓動や呼吸数が増える交感神経優位の状態が続いてしまうのじゃないかな。

 

片や、田舎ではどこに行っても田んぼや畑や山。

夜は真っ暗、町の騒音がなかったり、夜通し明るい場所があまりなかったりとマイナス要因が都会よりも圧倒的に少ない

都会から来た身としては、意識しなくても自然と呼吸が深まったり、ゆったりとした氣持ちになります。

カオン

これはまさに副交感神経優位の状態!

もしかしたら都会のカオン田舎のカオンでは生物として違う生き物なのかもしれません。

ウチはd○como以外電波届かないし、井戸水だし、電灯も家の前に一本だけ

人はその環境に適応して生きています

それとこれはワタシの仮説?みたいなものですが、先にも挙げたように、都会では、ストレス要因がとても多くなってしまいがちです。

そのために無意識に自分への情報量を減らしているかもしれません。

 

喩えていうなら、感覚器官を閉じているというかな。

ひとつひとつ氣にしていたら、感覚がパンクしちゃうから、精度を下げるみたいな感じです。

ボリュームを落とすとも言えるかな。

 

でも、自然の中に戻ってくると、閉じていた感性が開かれていくように感じます。

たとえば、都会では、ただ「さわやかだな」と感じていたものが、田舎では「さわやかさな風の中に秋の匂いもはこばれてくるな」とか。

そういった、無意識から意識に上がるものだけでなくって、言葉にならないようなたくさんの情報を知らずに受け取っているような氣がするのです。

 

別の喩え方をすると、本来12チャンネルあった機器が、都会では3チャンネルしか活用できないと言えるかもしれません。

それも、わざと3チャンネルしか回路をオンにしていない状態。

だけど、自然のある田舎に行くと元々あった12チャンネルがすっとオンになる。

 

ということは、田舎での1日の無意識の情報量は、都会では4日分のそれと同等ということになります。

だから、田舎では無意識に受け取る感覚の多さになんだか楽しくなる。

でも、時間はなが~く感じる。

というのが上手く説明できるのではないかなぁ。

これってすごいリッチじゃないですかーー?

『豊かな生活』その手段として大切なこと

みなさん豊かになりたいと思っていますよね。

その「豊かさ」の中には、物質的なものももちろん含まれています。

でも、それだけではないはずです。

 

豊かになるというのは、たくさんのことが受け取れる受容体としての自分になるということです。

 

何があってもなくても、その体験を十二分に味わえるようになる。

受け取れる感性を取り戻すということ。

そうすると普段の生活そのものがとても楽しく感じられるのです。

そういう感性を取り戻そうよー、と『在り方としてのヨガ』では手を変え品を変えて説明しています。

 

でも、それって案外シンプルかもしれません。

田舎でちょっと過ごしたら、簡単に体験できちゃうよーって。(笑)

 

田舎の時間、とってもおもしろいです。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

ヨガ的生活プラクティショナー:カオン 米国ヨガアライアンスの上位資格であるE-RYT500を保持 スタジオやマットの上の運動だけではないヨガ、日常生活の中でこそ活かせるヨガの智慧を広めている。 『カオン式在り方としてのヨガ』のRYT200ヨガ講師を育成中。 問合せや質問、予約を気軽にできる LINE@の登録はこちらから。 動画で体験できるYoutubeチャンネルはこちらから。