最近、オンラインでの会議やレッスンが増えて、便利だと感じる一方で、「なぜか疲れる…」「人と繋がっているはずなのに、どこか孤独を感じる…」といった違和感を抱えていませんか?
多くの人が抱える、このオンライン特有の疲労感。実は、私たちの脳や意識の働き方に、その原因が隠されています。
でも、私が提供している「カオン式在り方としてのヨガ」では、オンラインであっても、参加者の皆さんから「深いリラックスが得られた」「体が軽くなった」「心が穏やかになった」といった、深い癒しと一体感の体験が寄せられています。
一体なぜ、画面越しに物理的な距離が離れていても、このような疲弊感と、その対極ともいえる深い癒しの効果が生まれるのでしょうか?
オンライン会議が私たちを疲れさせる理由:体が「部屋に取り残される」感覚
オンラインツールは現代に不可欠なものとなりましたが、その一方で、私たちは知らず知らずのうちに疲労を蓄積しています。
例えば、オンライン会議での疲労の根源には、以下のような点が挙げられます。
非言語情報の欠如と脳の過剰な情報処理
私たちは、対面でのコミュニケーションでは、相手の全体的な雰囲気、微細な表情の変化、姿勢、呼吸のリズム、そして場の空気といった、言葉にならない情報(非言語情報)を無意識のうちに受け取っています。そこから安心感や相手やその場にいることの一体感を得ています。
しかし、オンラインではこれらの情報が大幅に失われたり、歪んだりします。
私たちの脳は、この情報不足を補おうと過剰に働き、相手の意図を推測したり、背景を読み取ろうとしたりするため、知らず知らずのうちに疲弊してしまうのです。
自己監視の心理的負担
オンラインで行われる業務では、顔出しを求められることが少なくありません。
自分の顔が常に画面に映し出されていることで、私たちは無意識のうちに自分自身を監視し、表情や身なりを気にしすぎる傾向があります。これもまた、精神的なエネルギーを消耗させ、疲労の原因となります。
身体の分離感
何よりも大きいのは、「体は個別の部屋に閉じ込められているのに、意識だけが画面を通じて外部と繋がろうとする」という不自然さです。
本来、人間は物理的な距離が近づくことで五感を通じて共鳴し、深い安心感や一体感を得るようにできています。この物理的な分離感は、私たちの深層意識に「一人で取り残されている」という感覚を与え、深いレベルでの疲労や孤独感を生み出します。なぜなら私たちは本来、他者とつながりたいという本能を持っているからです。
カオン式「在り方としてのヨガ」がオンラインの壁を超える理由:意識の微細なつながりが、空間をも超越する
私たちがオンラインで失いがちな「繋がり」に対して、カオン式「在り方としてのヨガ」がなぜ深く作用し、オンラインでも効果を発揮できるのか考えてみました。
それは、私がテーマにしている「意識そのものを細かく耕していく」というアプローチに秘密があります。
私のヨガでは、ポーズの完成にこだわらないということをうたっています。
もう少し細かく表現すると、表面的な思考(できたとかできないなど)や感情のざわめき(好きとか嫌いなど)を超え、意識を内側の微細なレベルにまで集中させていくということなのです。これは、例えるなら、激しく波立つ水面から、その奥にある深く穏やかな深層へと意識を沈めていくようなプロセスです。
この「意識を細かく耕す」過程で、私たちの脳波は、日中の活発な活動を表すベータ波から、リラックスした状態のアルファ波、深い瞑想状態のシータ波、そして心身の深い回復を促すデルタ波へと、徐々に変化していきます。そのため、私のヨガのクラスを受けた後は、何をしたのかまるで覚えてないという方が続出します。記憶に残らないヨガとよく言われたりします(笑)。
この深い意識の状態こそが、オンラインの壁を超える鍵となるのです。3つの鍵をそれぞれみていきましょう。
意識の微細化が空間の制約を溶かす
意識が微細なレベルにまで集中されると、私たちの意識は、肉体や物理的な空間、時間といった日常的な制約から解放される感覚を覚えます。
個々の身体感覚や、部屋の壁といった物理的な環境への執着が薄れ、「一人で部屋に取り残されている」という感覚ではなく、「意識がより広大な空間に広がっている」という感覚へと変わっていきます。
これは、地球のシューマン共振と脳のシータ波が共鳴し、地球との一体感、ひいては「ワンネス」の感覚に繋がりやすいことと通じます。私たちが肉体という枠を超えて、より広大な意識とつながる瞬間です。(※シューマン共振:地球の自然な周波数)
オンラインでも生まれる「意識のつながり」
私のガイドする深い意識の状態(アルファ波やシータ波、デルタ波優位の状態)は、オンライン上の声や存在を通じて、参加者さんの意識にも共鳴(脳波同調)を引き起こします。まるで、静かな湖面に小石を投げ入れた時に、波紋が広がるように、意識の波が互いに影響し合うのです。
ガイディングの声がとても心地いいと褒めていただくことが多いのですが、声を通じて脳波を同調させているという言い方もできるのではないかと思います。
参加者さん一人ひとりが深く内側に入り込み、意識を微細化していくことで、個々の意識は物理的な距離を超えて、集合的な意識の場をオンライン上に作り出します。これが、画面越しであっても深い「つながり」の実感として現れるのです。
私たちが「この人と話すと元気になるな」と感じる日常的な脳波の相互作用の、より深く洗練された形と言えるでしょう。
深い回復と至福の体験
いま挙げた「深い意識のつながり」と、それに伴う「脳波(特にデルタ波)優位のリラクゼーション」は、心身の深いレベルでの回復と再生を促します。
物理的なストレスや精神的な緊張が解放され、深い安心感と穏やかな幸福感に包まれます。だからこそ、クラスの後には「気持ちも体も楽になる」という、オンラインであることを忘れさせるほどの感覚が生まれるのです。
オンラインレッスンで体験できること
カオン式「在り方としてのヨガ」は、オンラインという環境の課題を乗り越え、参加者の皆さんに以下のような体験をお届けできます。
- 物理的な距離を超えた、真の安心感と一体感。
- オンライン特有の疲労感から解放され、心身を深くリフレッシュ。
- 日常の思考やストレスから離れ、内なる平和と静寂を発見。
- 微細な意識へのアクセスを通じて、ご自身の深い内側と繋がり、新たな気づきを得る。
オンラインだからこそ、自宅という安心安全な場の中で深い自分の内側へと旅をし、肉体や空間の制約を超えた意識の可能性を体験できるカオン式「在り方としてのヨガ」は、オンライン時代のウェルビーイングに貢献する、新しいアプローチではないかなーと自負しています。
画面越しのその先に広がる、あなたの意識の可能性を一緒に探求してみませんか?
土曜日の定期レッスンのご案内
カオン式在り方としてのヨガでは、毎月2回、土曜日の10時から12時の2時間、定期的にオンラインレッスンを行っています。
11月の開催日は、11月8日土曜日と11月29日土曜日です。時間は10時から12時の2時間。
オンラインレッスンはZoomで開催いたしますので、参加用URLはお申込みいただいた方に直前にお知らせいたします。
当月の具体的な日程は、前月末にお知らせします。わからないことがあれば、公式LINEからお気軽にお問い合わせください。
無料でも、いきなり一対一の個人セッションは不安だな、という方はグループレッスンから体験してみてくださいね。




