この記事は2015年11月14日に公開した投稿をリニューアルしてお届けしています。
こんにちは。今回も、10年前に書いた「背中をしなやかにする呼吸法」の記事を、ブログリニューアルに合わせてリライトしてみました。
背骨は肩こりや腰痛だけでなく、内臓や全身の血流、神経系にも影響を与える大切なパーツ。だけど、どうやったらいいのかよくわからないと思う方も多いかもしれません。そこで今回は、カオンのお気に入りのイメージを使ったやさしい呼吸法をご紹介します。
背骨をしなやかにする呼吸法
この呼吸法は背骨を波のように動かすのですが、初めはなかなかしなやかに動かせていると感じられる方は少ないかもしれません。それでも体全体に良い効果が期待できます。たとえば、腰の違和感が軽減されて、座りやすくなったりします。何より、背骨が整うと心も落ち着きやすくなるといわれていますから、瞑想やリラックスタイムの前にもおすすめなんです。
イメージを使うのがポイント
この呼吸法ではイメージを使います。
人間の脳は、現実とイメージの区別がうまくできないといわれています。レモンを思い浮かべただけで唾液が出てきたりと、イメージもうまく活用できれば、ホルモンの分泌などを変化させることもできるのです。
今回の呼吸法は「聖なる泉の水が体を洗い流す様子」をありありと思い描きながら、背骨をやわらかくほぐしていきます。
やり方の手順
- 楽に座り、目の前に清らかな泉があるとイメージします。
- 息をゆっくり吸いながら、その泉の水を両手で掬いあげ、頭のてっぺんから掛けていきます。
- その水が背骨に沿って流れ落ちるのを感じていきます。
このとき、水がザーッと一気に流れていくというよりも、体をゆっくりと伝っていく水をありありとイメージしましょう。 - 何回やるとかは決まっていません。もう十分だなと思えるまでやりましょう。
おすすめのタイミング
私はよくクラスのはじめにウォーミングアップとして行います。背骨が整うことで、腰が安定して楽に座ることができるようになるので、瞑想の前に取り入れるのもとてもいいですよ。
まとめと次のステップ
この呼吸法は、10年前のオリジナル記事を書くずっと前からやっている大好きなイメージ呼吸ですが、最近はブランコ呼吸の方が出番が多いかもとこれを書いてて思い出しました。
次回チャンスがあったら、ブランコ呼吸もご紹介したいと思います。
今回もカオンオリジナルのイメージ呼吸を改めてご紹介しました。ぜひ皆さんも試してみてください。
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