伝える力、それは10年後にも必要になる力

最近カオンは人と話しているときに「人間力」という言葉をよく使うなーと感じています。

それについてまとめてみました。

説明が上手な理由を考えてみました

自慢しているわけではありませんが……

カオンはよく「説明が上手」と言われます。

または「それについて調べたり、人から聞いたときはピンとこなかったけど、カオンさんの説明ですごくよくわかった!」と言ってもらえることもちょくちょくあります。

 

これは決してカオンがお話が上手だからというわけではありません。

ちょっと頭のよい方なら、わたしの話し方は起承転結がめちゃくちゃな上に寄り道も多くて、効率的ではないということがすぐわかってしまいます。

で、説明が上手と言われる理由を考えてみたら、2つ思い当たるコトがありました。

なぜカオンの話で人が納得するのか?その1

それはワタシが実際に体験したことを自分の内側から出てくる言葉で、その体験した時の氣持ちを込めてお話しするからではないかと思うのです。

 

知るということは、情報を入手することとイコールではないというのはご存知かと思います。

ネットでひとたび検索すれば、どんな専門知識も情報としては誰もが手に入れられる時代になりました。

だから、情報の共有や、情報の提供では人が介入する必要性はあまりありません。

 

それにも関わらず、人が介入する意味・目的とはなんでしょう?

それは、その話し手しか語ることができない、まさにその人自身の体験を通した言葉があるから。

この点については、話し方が上手か下手かは関係ありません。

ひとが表現できるのは、自分で体験したこと以外にはないのですから、その人が体験をきちんと味わえていたかどうかがポイントとなるのです。

 

この体験を味わえる能力こそが、カオンの言う「人間力」のひとつ。

なぜカオンの話で人が納得するのか?その2

カオンの言う「人間力」の要素として、もう一つ大きなのは伝えたいという意志

この意志も人間だけが持つものです。

 

これがどういうことなのかよく分かるカオンのハチャメチャ体験談を。

実は、カオンは英語が苦手です(笑)

海外によく行ったり、去年なんてカルフォルニアで3日連続ワークショップなんて開催しちゃったりしたから、英語は普通にできると思っていらっしゃる方が多いのですが、実に本当にひどいレベルです。

(そこ威張るなって感じですが。)

でも、おもしろいことに、自分が体験したことを伝えたいという思いで、自分が知っている単語を駆使して話すと、これが伝わってしまうのです。

 

何人もの外国の友人、知人に同じようなことを言われます。

「英語の上手い下手ではない、カオンの存在、カオンのユニークな表現が心を動かすよ」

 

そう考えると、カオンの英語力は全然大したことないけど「人間力」はいい線いってるのではないかなと思います。

これは人を人たらしめる力

近い将来、人工知能にとって変わられる職業、10年後になくなる職業なんて聞いたことありませんか?

その一方で、機械にはできないことができる、人間が求められてくるのは確かです。

 

そこに絶対必要になるのが「人間力」。

それは、自分と他者、または他者と他者、人と人とをつなぐために大切な「伝える力」。

 

これからとっても大切なスキルになっていく、というよりは人間の進化の鍵になるのではないかと思っています。

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